« 『あぐら家』 | トップページ | 『上勝町現代アート作品』と『灌頂が滝』 »

『山犬嶽』

2015.6.13 『山犬嶽』

梅雨の晴れ間と休日がようやく重なって、さてどこに行こうか考えて、

ミズゴケが美しいと評判の徳島県上勝町、山犬嶽に決定!

先月高丸山に登った時は、物部経由で下道から行きましたが、

今度は高速を徳島まで出て、上勝方面へ遡ってみました。

…ま、どちらから行っても、高知からは遠い山域です(^^ゞ

Img_3385


県道16号線から樫原方面へ。

紫陽花咲く駐車場に車を止めて出発!

Img_3386


登山口まで2キロ、30分ほどと、

少し距離がありますが、棚田が美しいので、飽きずに登れます。

Img_3388


こうしてみると美しいですが、耕作放棄地?もちらほら・・・。

棚田の将来はいかに?

Img_3389


Img_3390


登山口まで舗装路を30分強、この案内板の奥から登りはじめます。

Img_3391


朝日が眩しい。遠くには海も見えます。

Img_3392


この日は、下のハイキングコースを登り、上のハイキングコースを下るルートにしました。

なので、この分岐を右に。帰りは左から降りてきました。

Img_3399


初めはよく手入れされた植林を見ながら・・・。

枝打ちが丁寧にされ、まっすぐな杉林は好感持てますね。

Img_3400


この看板の奥からは、自然林となります。

Img_3402


Img_3404


金毘羅さん。

ミニ八十八か所の小道も縦横に走ってて、

ちょっと正規ルートを外してしまいました(^_^;)

Img_3406


見晴らし岩の上は、素晴らしい眺望。

Img_3407


振り返ると、西峰の崩壊地が見えてます。

岩を下りて、コケの生えた小岩がごろごろした登山道を進みます。

Img_3412


苔の付いた小岩がそこかしこに。

Img_3423


手水鉢にも苔。

Img_3427

東光寺直下まで来ました。
ウツギの白が美しい。

Img_3429


東光寺を経て山頂。展望はなし。

そこそこに西峰へ。

西峰の崩壊地Img_3433

見晴らし岩から見た崩壊地から、今度は見晴らし岩を見下ろせます。

高所恐怖症の私には恐怖と爽快感が同居する、微妙な空間(^^ゞ

Img_3434


はるかに棚田も見下ろせます。

Img_3439


青葉の重なるほどに次第に濃くなってゆく緑の深さと濃さ。

Img_3441


森の番人かと思うような。

ぎょろっとした目を思わせる、樹のこぶ。

帰路は、コケを見るため上のハイキングコースへ。

Img_3450



Img_3451


Img_3454


「山の神さん」とこの木の前に、案内看板がありました

神様でなく、神さんと言うところが面白い。

気さくな隣のご隠居さんみたい。

Img_3455


ミズゴケ群生地。

Img_3460


Img_3461


Img_3475

程よく光も射して、美しい。


Img_3473


Img_3468

樹にもびっしりとミズゴケが。


Img_3478

ミニ八十八か所の石仏も点在。

Img_3484

ここまで下れば、あとは植林を下るだけ。

西峰から登山口まで1時間ほど。下りは早かったです。

車道歩きも含めたトータルタイムでも、4時間ほどでした。

この山、紅葉もきれいそうなので、また時節を見て訪ねたいですね。

|

« 『あぐら家』 | トップページ | 『上勝町現代アート作品』と『灌頂が滝』 »

登山記録」カテゴリの記事

コメント

☆グランマー啓子さん

雨の季節。
今しばらくは、じっと我慢の子、といったところでしょうか。

棚田も美しかったですが、耕作放棄地が多かったのが気がかり。
過疎高齢化、後継者不足はいかんともしがたいのでしょうか・・・。

『三体の月』、かつて何があったのでしょう?
きっと何か由来があるのでしょうね。

何らかの天文現象で、月が3つのように見えた、
というのが直感ですが、さて?


上勝町、町との距離感も遠すぎず近すぎず程よくて、
暮らしやすそうな雰囲気がありますね。
高知や愛媛からは遠いのが難点ですが、
機会を見てまた足を運んでみたいです。


投稿: 紅千鳥 | 2015年6月15日 (月曜日) 午後 09時56分

紅千鳥さん こんばんは

今日は嬉しい梅雨の晴れ間でしたが
明日からまた暫くは雨が続きそうです

苔の名所山犬嶽、梅雨時ならではの美しさですね~
稲が植えられたばかりの棚田も見飽きませんねぇ

以前、「三体の月」って何だろうかと
山犬嶽近くの秋葉神社まで行ってみましたが
結局よく分かりませんでした

上勝町の落ち着いた雰囲気が良いですね
近ければ再々行きたい所です

投稿: グランマー啓子 | 2015年6月15日 (月曜日) 午後 09時13分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『山犬嶽』:

« 『あぐら家』 | トップページ | 『上勝町現代アート作品』と『灌頂が滝』 »