瀬戸内国際芸術祭~女木島編・その2~!
瀬戸芸にはさまざまな食の仕掛けもありますが、
その代表ともいえるのが、
EAT&ART TAROさんの食とアートを融合させた展開。
2013年の「島スープ」や2016年の「ALL AWAY CAFE」など、
それぞれ大変盛り上がってたことを思い出します。
今回は、mg15 レアンドロ・エルリッヒ 不在の存在の中にある、
レストランイアラで展開されております。
mg16 EAT&ART TARO 瀬戸内ガストロノミー
こんな感じで、TAROさんが、一回20名の定員を前に、
調理の仕上げをしながらいろいろお話を聞かせてくださいます。
まずは前菜のサラダ。
香川産の各種野菜を、ねぎ入りのマヨネーズでいただきます。
素材はすべて香川産。
野菜はキュウリ・アスパラ・スナックエンドウ・セロリ。
マヨネーズは、新鮮な卵・米酢・ネギ。
ネギのさわやかさが際立つマイルドなマヨネーズが旨かったですし、
野菜の甘みがそれによりくっきり浮き出てました。
メインは「風とレモンのローストポーク」…だったかな(^^;
軽く干したかローストした、トマト・パプリカ・シシトウ。
豚肉もそんな感じで、旨味が凝縮されています。
それを爽やかにいただける仕掛けが、すりおろしたレモンの皮。
豚肉の脂が薫り高く美味しかったですね~!
締めは鰆のお寿司。
瀬戸内の春といえば、鰆は名物です!
女木島の桜で燻された鰆は柔らかく薫り高く。
お寿司のお酢はマヨネーズに使ったお酢。
シャリもふっくら仕上がってました。
デザートは「イアラのためのクッキー」
生姜風味の足型のクッキー。
なぜ足型なのかは、不在の存在を見れば分かります。
お茶は香川名産の高瀬茶。
とことん地産地消にこだわったランチでした。
1500円と量の割にちょっとお高いのは、
アーティストの説明と、素材のお値段かと思います。
まぁ瀬戸芸価格、とも言いますが(;^_^A
できれば、せっかくなので、各回5分くらい時間を延長して、
TAROさんと質疑応答なんかができたらよかったかと思います~!
そしておそらく、
夏・秋でメニューは変わる事が予想されますので、
タイミングが合えば、出かけてみたいなぁ…。
ランチした後は、「島の中の小さなお店プロジェクト」へ。
などなど、色々見て回りました。
島の中のお店、という設定なので、
それぞれ実際に体験することができます。
美容室・卓球・マッサージ・自転車・麻雀・たこ焼き・くじ引き…。
女木島の締めは、
mg05 ヴェロニク・ジュマール
カフェ・ドゥ・ラ・プラージュ
こちらの作品カフェで、
アイスコーヒーと瀬戸内産甘夏のブランマンジェでまったりと。
岸壁で船を待ってたら、猫が寄ってきたのでパチリ。
10分くらい、側でくつろいでました。
今回の瀬戸芸は恒久展示されてる旧作も多く、
新作もそんなにたくさんなくて、
島内で作品が展開されている地区や範囲も狭くなっており、
前回までよりゆったりと作品を見て回れるようになってますね。
行武さんの「均衡」という作品が前回までありましたが、
それが無くなっていたのは残念~!
夏は小豆島・男木島・大島を回りたいと思ってます~!
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